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摩耶山掬星台(きくせいだい)と六甲山再開発2018

2018年11月2日

更新日: 2021年2月12日

近年、外国人観光客の増加によって、魅力を再発見される場所が増えてきています。六甲山もそのひとつ。六甲山は、明治期から開発が進んだ六甲山は、かつては保養地として、「西の軽井沢」と呼ばれるほどのにぎわいを見せていました。しかし、バブルの崩壊、阪神大震災といった困難に直面し、長く苦難の時代にありました。

ところが、ここ数年、再開発の動きが活発化してきています。その背景にあるのが、外国人観光客が多数訪れるようになったこと。とりわけ人気なのが、神戸の街を眼下に一望できる展望台、「摩耶山掬星台(きくせいだい)」です。「星を掬う」という名のとおり標高が高く、そこから見える夜景は「1000万ドルの夜景」とも称されています。みなさんも、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

外国人観光客の増加は、街のにぎわいだけでなく、行政の助成を後押しすることにもなりました。耐震化のための改修支援や立替え摩耶山上の開発の規制緩和が行われ、現在、「六甲山ホテル」「六甲オリエンタルホテル」といった名門ホテルの再開発も進んでいます。

兵庫県、神戸市は、地元経済界や国を巻き込み、さらなる規制緩和のための委員会を立ち上げたとのことで、今後いっそう六甲山の開発が進んでいくと思われます。観光地として生まれ変わりつつある六甲山、これからどのように変わっていくのか、目が離せません。

参考記事:六甲山再開発に沸く 訪日客誘致へ「遊休保養所」改修ラッシュ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00000576-san-pol

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POWARED BY KOBE FRANTZ                                                                                                         画像出典:freepik