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神戸ルミナリエ2026

2025年12月5日

更新日: 2025年12月18日

■ 神戸の冬の一大イベント「ルミナリエ」

2025年には約41万個のLED電球が使用され、神戸の冬の風物詩として親しまれているイルミネーションイベント「ルミナリエ」。
イタリア人デザイナーにより作成された “幻想的な光の芸術作品” が、今年も神戸の街を彩ります☆

そもそも「ルミナリエ」とは、イタリアの “電飾” の意味に由来しており、現在では様々なデザイン様式の木製の構造体に色とりどりの電球を配置し、三次元的な芸術空間を創造すること。
中世イタリアの祝祭装飾が起源とされ、現在ではイタリア南部を中心にその伝統は受け継がれているようです。

そして神戸の冬のイベントとして知られる「神戸ルミナリエ」は、1995年1月に神戸の街を襲った阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂と追悼、神戸の街の復興を祈念して同年12月に初めて開催されました。
国内外からの多くの温かい支援を受け多くの苦難を乗り越えた神戸の復興を表すシンボルともいえる「神戸ルミナリエ」は、現在では “震災の記憶を永く後世に語り継ぐ、まちと市民の希望を象徴するもの” として広く認知されるようになりました。
イタリアでも日本でも、ルミナリエは古き良き伝統を受け継ぎ「皆の希望を象徴する神聖な光の装飾」として大切にされているのですね!

■ 2026年のテーマは「神戸の鼓動、光の物語」

神戸ルミナリエでは、毎年作品テーマが変更されていることはご存知でしょうか。
毎年テーマに沿った作品がデザインされ、各作品に合った部材をイタリアで手配して神戸に運び、本場イタリア人職人と日本人スタッフの手によって組み立てられているのだそうです。

2026年のテーマは “神戸の鼓動、光の物語 (Il battito di Kobe, un racconto di luce)”。
今年は3つのメイン会場(東遊園地・ 旧外国人居留地・メリケンパーク)に加えて神戸ならではの風景が広がる各所に小作品が展示され、神戸の街を巡りながら今年のテーマ通り活気ある “神戸の鼓動” を感じながら “光の物語” に触れられる新しい体験が用意されています♪

2026年の始まりは、たくさんの人の想いが込められた伝統ある美しい光の装飾芸術「神戸ルミナリエ」に訪れて、“平和への願いと未来への希望” にあふれた幻想的な空間に癒されてみてはいかがでしょうか☆

【東遊園地会場】

● 聖なるアプシス(Absis Sacrae)
東遊園地会場の芝生広場北側には全長約49.7m最高部の高さ22m、また南側には高さ約9m幅約14mの2体の壮大なスパッリエーラ(光の壁掛け作品)が設置されます。

イタリアの荘厳な聖堂建築に見られる古典的要素を光によって現代に再構築したこの作品は、鎮魂と平和への祈りが込められています。
阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂を目的として制作されたこの作品は、巨大なアプス(半円形の壁)が静寂と天空が交わる場所としてそびえ立ち、石の躯体を光に、沈黙を祈りに、そして深い悲しみを永遠の平和へと昇華する事への願いが込められています。

● ロソーネキューブ
また西側階段上に登場するロソーネキューブは、遠目に見てかわいらしく間近に見て楽しい高さ約3メートルの大きさ。
キューブ内に入っての写真撮影も可能なので、ぜひ美しい光の作品に囲まれた最高の想い出の1枚を撮りたいですね♪

【旧外国人居留地会場】

● オペレッタの劇場(Teatro dell’Operetta)
旧外国人居留地会場では、三井住友銀行神戸本部ビル前広場の三方を囲うように、高さ約7m、幅約16mの箱型作品「ドッピオガゼボ(Doppio Gazebo)」が設置されます。


▶ ドッピオ(Doppio): イタリア語で「ダブル(二重)」の意味
▶ ガゼボ(Gazebo): 英語由来の言葉で、西洋の庭園などにある屋根付きの休憩所や東屋(あずまや)を指す


これらを組み合わせた「ドッピオガゼボ(Doppio Gazebo)」はイタリアの音楽劇場に着想を得た暖かい雰囲気の小さな光の劇場 “オペレッタの劇場” と名付けられ、まるで宝石箱の中にいるかのような優しい光に包まれる空間を満喫できますよ☆

【メリケンパーク会場】

● 海を望む宮殿(Palazzo sul Mare)」
メリケンパーク会場では、幅約48mの玄関作品「フロントーネ(Frontone)」と、毎年人気の延長約75mの光の回廊「ガレリア(Galleria)」が設置されます。

フロントーネ(Frontone)とは、イタリア語で主に玄関・入り口を意味し、ガレリア(Galleria)とはイタリア語で屋根付きの商店街や歩行者通路を意味します。

「海を望む宮殿(Palazzo sul Mare)」がテーマのこのエリアは、混雑を防ぎ作品をゆっくり楽しめるように有料エリアとなっています。神聖な雰囲気の中で美しく壮大なイルミネーションを堪能できるこの機会に、ぜひチケットを準備して足を運びたいですね!

● スパッリエーラ(光の壁掛け作品)
また震災メモリアルパーク付近にも、高さ約7m、幅約10mの「スパッリエーラ(光の壁掛け作品)」が設置されます☆


【神戸ルミナリエ 2026】

■開催日時
2026年1月30日(金)~2月8日(日)
点灯時間:薄暮~21:30まで
※点灯時間については変更する場合あり

■開催場所
・東遊園地
→ mapはこちら

・旧外国人居留地
→ mapはこちら

・メリケンパーク
→ mapはこちら

■交通アクセス
●各線「三ノ宮・元町・神戸駅」から徒歩5~20分

■駐車場
なし

■料金
<東遊園地・旧外国人居留地>
無料

<メリケンパーク>
・前売券:平日500円/土日750円
・団体券:平日400円/土日600円(※16人以上が対象)
・当日券:平日1,000円/土日1,500円
※小学生以下無料(お子様だけでの入場不可)
※特別鑑賞券は日時指定制です(17:30~21:30の間から鑑賞時間帯を選択)

●申込方法
有料エリアの前売券は、オンラインまたは店頭でご購入ください。
※詳細は[公式サイト/有料エリア特別鑑賞券購入]をご参照ください。

■主催
神戸ルミナリエ組織委員会

■構成団体
兵庫県/神戸市/神戸商工会議所/(公社)ひょうご観光本部/(一財)神戸観光局


■お問い合せ
└ 公式サイト/お問い合わせフォーム

《有料エリア特別鑑賞券/団体券についてのお問い合せ》
神戸ルミナリエ団体券事務局
TEL:078-380-6093
E-MAIL:kobe_luminarie119@bsec.jp
受付時間:平日9:30~17:00
※上記事務局の開設は10月1日(水)から


■公式サイト
神戸ルミナリエ

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#神戸 #イベント #ライトアップ #イルミネーション #神戸ルミナリエ

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