2026年4月29日(水・祝)、須磨寺本坊にてどなたでも普段着で気軽に参加できるお茶会「須磨寺茶会」が開催されます。
本茶会は、これまで執り行われていた「須磨大茶会」にかわる催しとして開催されるものです。新緑の薫る季節に、須磨寺を中心とした「源平ゆかりの地」の歴史を身近に感じていただくとともに、その美しい景観の魅力を広くPRすることを目的としています。
須磨寺の始まりと歴史
須磨寺は、兵庫区和田岬の海中から出現したと伝えられる聖観世音菩薩像をお祀りする寺院です。平安時代の仁和2年(886年)、光孝天皇の勅命により聞鏡上人が現在の地に寺を建立し、本尊として聖観世音菩薩像をお祀りしたことが、須磨寺のはじまりと伝えられています。
そんな須磨寺が全国的に広く知られるようになった大きなきっかけが、寿永3年(1184年)の一ノ谷の戦いです。この戦いで源義経は奇襲を成功させ、源氏が勝利しました。戦の中で熊谷直実は若き平家の武将を討ちますが、それはわずか17歳の平敦盛でした。直実はその最期に深く心を痛め、後に出家したと伝えられています。この「敦盛最期」の物語は『平家物語』の名場面として語り継がれ、須磨寺は敦盛ゆかりの地として広く知られるようになりました。現在も遺品の笛や供養の伝承が残り、多くの人が訪れています。

お茶席セット券で参加できるプログラムのご紹介
お茶席セット券には、お茶会(薄茶一服・和菓子付き)のほか、須磨一絃琴の演奏会や、須磨寺寺務長・小池陽人さんによる法話会も含まれています。
須磨琴とは兵庫県無形文化財に指定されており、一枚の板に一本の絃を張った、シンプルな構造の小琴です。
その起源には複数の説がありますが、最も有名な説は、平安時代の歌人・在原業平の兄である在原行平にまつわるものです。須磨の地に流された行平が、寂しさを紛らわすため浜辺に流れ着いた木片に冠の緒を張り、葦の茎を爪として奏でたのが始まりと伝えられています。須磨琴は音量が小さく、素朴で澄んだ音色を持つ楽器で、一絃琴や板琴などとも呼ばれています。
法話会では、須磨寺寺務長の小池陽人さんから、仏教の教えや日々の暮らしでの心の持ち方などをお話しいただけます。
ゴールデンウィークのスタートは、須磨寺でお茶と和菓子を味わいながら、穏やかな時間を過ごして迎えてみませんか?

須磨寺周辺の散策もおすすめ
お茶会の前後には、周辺のスポットも立ち寄ってみるのがおすすめです。新緑の季節には、海や緑に囲まれた穏やかな時間を楽しめます♪
◎須磨浦公園
淡路島を望む鉄拐山や鉢伏山の斜面と海岸沿いの松原が広がる景勝地です。源平の古戦場として知られ、敦盛塚や戦の浜碑もあります。春には桜の名所としても人気です。
◎須磨離宮公園
かつて天皇の別荘であった須磨離宮跡に作られた広大な公園。四季折々の風景や温室植物、旧離宮の面影を残す庭園を楽しめます。お茶会の後にゆったりと散歩するのにぴったりです。
◎神戸須磨シーワールド
須磨海浜公園内にある総合海洋リゾートで、3つのエリアとオフィシャルホテルで構成されています。「オルカスタディアム」では西日本唯一のシャチの展示を行っており、水槽越しにシャチを観ながら食事も可能。世界初のシャチに関する教育ゾーン「オルカラボ」と「オルカホール」も併設されています。
【須磨寺茶会 2026】
■開催日時
2026年4月29日(水・祝)
10:00~16:00
お茶席6回開催 各回25名
※タイムスケジュールは公式サイトをご参照ください
■開催場所
大本山須磨寺 本坊
〒654-0071
兵庫県神戸市須磨区須磨寺町4丁目6−8
■席料
お茶席セット券
1,000円
お茶席セット券はテケトにてご購入下さい
■同時開催
◎一絃須磨琴保存会による須磨琴演奏
場所:須磨寺客殿
◎大本山須磨寺小池陽人寺務長の法話
場所:須磨寺客殿
※タイムスケジュールは公式サイトをご参照ください
■公式サイト
須磨寺公式サイト
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