■ 暑い夏にもチョコレートがおすすめ!
夏はチョコレートのオフシーズン、なんて思っていませんか?
確かに温度が高いと溶けやすいチョコレートは暑い季節の扱いに少し困ることも。今回は、日に日に厳しさが増す暑さに負けず、夏にチョコレートを楽しむ方法と、そんな暑い夏にこそチョコレートを食べるのがおすすめな理由、夏場のチョコレートの保存方法などについてご紹介します!毎年夏は疲れやすいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
■ 夏のチョコレートの保存方法(温度や持ち運び方)
実はチョコレートは28℃前後で溶け始めます。6月〜9月は夜間も含めて28℃を超えることが多いですよね。鞄に入れて長時間持ち運んだり、室内でもエアコンのかかっていない場所に置いておいたら「いつのまにか溶けてしまっていた」というのもよくあることです。
夏でもチョコレートを美味しく味わうためには、どうのように保存すればいいのでしょうか。チョコレートの最適な保存温度は15~18℃、湿度は50%前後と言われます。直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所で保存するのがおすすめ。夏場のように室温が28℃を超える場合は、冷蔵庫の野菜室で保存するのがベストです。チョコレートは他の食品の匂いを吸収しやすいため、匂い移りを防ぐためにジップロックなどの保存袋に入れておけばさらに安心。冷やしたチョコレートは口の中で溶けにくくなるので、冷蔵庫から出したらしばらく時間を置いて、常温に戻してから食べるのがオススメです。
また、仕事や学校での休憩時間のおやつとして、外出時にチョコレートを楽しみたい、という場合にもチョコレートを28℃以下の環境で持ち運べるよう工夫が必要です。
保冷剤と一緒に保冷用バッグに入れたり、凍らせたドリンクにくっつけるようにして持ち運べば、チョコレートが溶けてしまうことを防げます。
■ 夏にチョコレートがおすすめの理由
実は夏にチョコレートを食べると、様々な心や身体の健康効果も期待できます!続いて、夏にチョコレートがおすすめの理由をご紹介しますね♪
< ① 熱中症予防 >
大量に汗をかく夏は、汗と一緒にビタミンやミネラルが体の外に出てしまうので不足しがちです。チョコレートの原材料であるカカオには、カリウムやマグネシウムといった成分が含まれており、チョコレートを食べることで汗をかくことによって失われたミネラルを補給することができます。
また、ビタミンやミネラルが不足しやすい夏にチョコレートを食べることは、熱中症の予防にもつながります。香り高く口どけの良いチョコレートは、食欲がない夏でも食べやすいアイテムの一つですよね。職場や学校で、または外出時にも個包装されたチョコレートを持ち運び、疲れた時に食べれば熱中症予防になります。もちろん、しっかりと忘れずに水分も摂取してくださいね!
< ② 栄養を補給・夏バテ対策 >
暑い日が続くとさっぱりしたものや喉越しの良いものを選んでしまいますよね。夏の暑さが引き起こす偏食は、筋力や疲労回復に必要なたんぱく質をはじめ、健康に不可欠な栄養素の不足に繋がり、夏バテの原因にもなりかねません。
チョコレートには、ポリフェノールをはじめテオブロミンなど健康効果が期待できるたくさんの栄養素が含まれています。
食欲がないときでも気軽に食べられるチョコレートは、夏の栄養補給にぴったりなおやつです!
< ③ リラックス効果 >
夏は、エアコンの利いた室内と気温の高い屋外との激しい温度差によって、体温調節が難しくなり、自律神経の働きが乱れがちになります。チョコレートに含まれるテオブロミンには自律神経を整え心身をリラックスさせる効果があるため、疲れが出やすい夏におすすめです。また糖は疲れた脳の栄養源にもなり、チョコレートには脳の疲労を和らげる効果もあります。
■ 夏におすすめ!夏チョコの楽しみ方
チョコレート好きにとって、夏はチョコが溶けてしまう困った季節。でも夏だからこそのチョコレートの楽しみ方もあります!夏チョコの楽しみ方をご紹介します♪
< ① ひんやり冷たいチョコスイーツを楽しむ >
本格チョコレートケーキや生チョコ、またチョコフレーバーのプリンなど、冷やして楽しむチョコレートスイーツは夏にピッタリ!アイスクリーム、ソフトクリームやパフェなどでチョコレートを楽しむのにも夏はピッタリな季節ですよね♪
< ② 冷た~い飲み物とのマリアージュを楽しむ >
夏はチョコレートにあわせる飲み物を、冷たいものにするのも素敵ですね。
アイスコーヒーやアイスティーはもちろん、冷た~く冷やした炭酸水や、シャンパンとのマリアージュを楽しんでみても。フルーティーな冷酒やワインとの相性も良いそうなので、いろいろな種類のチョコレートを用意して、どれが合うのかな?と、様々なお酒との相性を試してみるのも楽しいかも♪
< ③ エアコンで冷えた室内でホットチョコを楽しむ >
屋外は暑い夏でも、オフィスや学校など建物の中はキーンと冷えて、むしろ寒いくらいかもしれません。クーラー病なんて言葉も出てきて身体が冷え過ぎて体調を崩すことだってありますよね。
そんな時は、夏でもあえてホットチョコを飲むがオススメです♪レンジで温めたミルクにチョコレートを溶かして飲めば、体の中から温まってホッとしますよね!ミルクを温めるのが難しい方は温かい飲み物を買って、チョコと一緒に口どけの良さを楽しんでくださいね♪
季節を問わず誰からも愛されるスイーツ“チョコレート”。今回はそんなチョコレートの夏の楽しみ方や保存方法、健康効果についてご紹介しました♪
夏も適切にチョコレートを保存して、心身の健康効果にもあやかりながら、その香りや口どけを満喫しましょう!