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ロソーネまちなかミュージアム(神戸ルミナリエ2021)

2021年11月4日

更新日: 2023年10月26日


阪神・淡路大震災の記憶を後世に語り継ぐとともに、神戸の希望を象徴する行事として開催されていた「神戸ルミナリエ」ですが、新型コロナウイルスの影響で昨年に続いて今年も開催が見送られることとなりました。昨年も代替イベントが実施されましたが、今年は12月3日~12日の期間中、神戸ルミナリエの意義や想いを継承し、次回開催への願いを込めて分散型の代替行事「ロソーネまちなかミュージアム」が実施されます。

「ロソーネ」とはイタリア語で「バラ窓」を意味する左右対称の光の装飾。神戸ルミナリエのメイン作品として、毎年旧居留地の仲町通を彩るアーケード状の作品「ガレリア」の最後に輝いているのが「ロソーネ」です。まさに明るく輝く未来からの灯りが射し込む希望のシンボル。今回は過去の神戸ルミナリエで実際に展示されたロソーネの実物が展示され、日没頃から21:00頃の間点灯します。(点灯式などは行われません。)
直径約3メートルの光の装飾「ロソーネ」はイタリアから空輸され、今回は9基が東遊園地の「慰霊と復興のモニュメント」のほか、神戸朝日ビル、神戸ポートミュージアム南側緑地、三宮センター街、南京町、大丸神戸店前、メリケンパーク-の計7カ所に展示されます。
震災から復興する神戸と、ルミナリエの歩みを感じられる、歴代の神戸ルミナリエの写真などを掲載した展示パネルも市内各所で設置されます。

現在リニューアル工事中の東遊園地では昨年の代替事業「光の装飾~想いをつなぐために~」で設置したルミナリエ作品「希望のアーチ」が昨年同様「1.17希望の灯り」に設置されます。工事現場を囲っている万能塀には1995年第1回から2019年第25回までの作品ポスターが掲示されるとともに、慰霊と復興のゾーンでは 1995年第1回作品の「ロソーネ」も設置されます。その他の設置場所も神戸の主要観光スポットばかりなので、巡るのも楽しみのひとつですね。

またwith コロナを意識した取り組みとして、一般財団法人神戸観光局と協同し、「めぐる神戸 デジタルスタンプラリー」の特別キャンペーンが2021年12月3日(金)~12月12日(日) 10日間限定で実施されます。スマートフォンアプリ「Spot Tour」を活用して、三宮の市街地の各所にある市内展示スポットを非接触型のデジタルスタンプラリーで巡り、条件をクリアした人の中から、2021年限定のルミナリエグッズが当たるイベントも企画されています。(コースはSpotTour上に12月3日公開予定)
その他にもインターネットを活用して「ロソーネまちなかミュージアム」開催記念グッズがオンラインショップにて販売されます。
さらに11月27日(土)にはヴィッセル神戸「BE KOBE DAY」にノエビアスタジアム神戸で開催される、ヴィッセル神戸 vs.横浜 F・マリノスのスタジアム場外にて「ロソーネ」が展示されます。

阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託し、1995(平成7)年12月に初めて開催されたルミナリエ。以降、神戸を象徴する行事として多くの人々に支えられ、今では神戸の冬の風物詩になっています。夜景が有名な神戸の中でもルミナリエは別格のイベント。毎年楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。大規模な開催がなく残念ですが、毎年変わるテーマや、そのイメージに沿って制作された歴代の作品を、一部ですが見られるのも今年だけの楽しみ。寒空の下ですが神戸の街を巡りながらルミナリエの温かな光を感じてみませんか。

■開催日時
2021年12月3日(金)~ 12月12日(日)
〈点灯時間〉
日没頃から21:00頃
※点灯式等は行いません。
※混雑状況により消灯予定時間より前に作品を消灯する場合がございます。

■開催場所
《ロソーネ設置場所(予定)》
神戸朝日ビル、神戸ポートミュージアム南側緑地、三宮センター街、南京町、東遊園地、 元町通 1 丁目(HITODE 交差点)、メリケンパーク ※南京町では 12 月 3 日からランタンフェアを実施しています。
《パネル等展示場所》
三宮中央通り、北野町広場、元町商店街(元町1番街商店街インフォメーション)

■お問い合わせ
神戸ルミナリエ組織委員会
TEL (078)230-1001

■公式HP
神戸ルミナリエ
feel kobe「ロソーネまちなかミュージアム」

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POWARED BY KOBE FRANTZ                                                                                                         画像出典:freepik